2013年4月29日月曜日

Tama5's Monster SSCX 完成

P4288409 by BYOB Factory Tokyo
P4288409, a photo by BYOB Factory Tokyo on Flickr.

昨年の11月から製作を進めてきた、Tama5さんのSSモンスタークロスが昨日見事組み上がりました!

色は製作者様ご愛飲のハートランドのビール瓶を色見本にしたクリアグリーン。
光が当たるとフィレットのロウ目が美しく浮かび上がります。
あまりにも忠実に再現されたその色に「ミルキーさん、ありがとう!!」 と西に向けて叫んでおられましたw


この車両、極太700cのタイヤが入る「モンスター」クロスらしく、ロゴはかわいい怪獣フォント。

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でもベントのチェーンステイは700x42cをのみ込む本気仕様です。
綺麗にS字に曲げられたチェーンステイ。
タイヤはボリューミーなのにシャープな印象さえ与えます。

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グリーンにブルックスのハニー(!! ブラウンではないそうです)サドルで品良くまとめながら、
Made in USAのカラーパーツで見事にハズす組み立てテクもニクいですね^^

シートスリーブには反戦三大モチーフ、♡・ピースマーク・スマイルマーク。
シートステイキャップは砲弾型で「全ての銃を自転車に」というメッセージが込められています。

でも、ご本人一番のコダワリはインテグラルヘッドに2枚型の組み合わせ。
新旧混在のフレームスペックに「こんなの無いでしょ?」 と。。 確かにw

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ずっと乗ってこられたSurly のSteamroller のジオメトリーを元に、”もうちょっとクイックに” と味付けされた今回の車両、気になるその乗り心地は。。

「イメージ通り!!」  乗らせて頂きましたが確かにその通り! でした^^
Steamroller は確かに名車ですが、より乗り手の好みに則した車両でした。

昨日組み上げてその足で千葉まで自走で帰宅されたTama5さん、初日から片道40kmを走破されました。

完成おめでとうございます! 
次回作の車両にも期待大! ですね。

製作の過程を追ったFlickr setもどうぞ。

http://www.flickr.com/photos/byob_factory/sets/72157631932282659/



BYOB Factory Tokyo / ステム製作教室 へのお問い合わせは

161-0032  東京都新宿区中落合3-29-5 1F

03-6908-3934 

byob.factoory@gmail.com

までお気軽にどうぞ。
お待ちしております。

2013年4月26日金曜日

フルサスを。。

P4268305 by BYOB Factory Tokyo
P4268305, a photo by BYOB Factory Tokyo on Flickr.

昨日ご相談にいらしたお客様。
一昔前(二昔前?)のフルサス車のフレームをお持ちになりまして一言、
「コレ作りたいんだけど」 と。。
こちらも一言 「マジですか」 と。。

最初は後ろのリンク構造をまんま使って前三角のみ作る構想だったのですが、
「せっかくだから」 とリアバックも作る事になりました。
さすがにリンク部の部材は無く(当然ですが。。)、すぐにはスタートできませんがコツコツ準備させて頂く予定。

来るところまで来た感のある昨日のBYOBでした。

**本日は3時で閉店となります**
ご迷惑をおかけいたします。

2013年4月24日水曜日

2本目以降のフレーム製作料金のご案内。

P4248303 by BYOB Factory Tokyo
P4248303, a photo by BYOB Factory Tokyo on Flickr.
2年目のBYOB Factory ですが、ちょっとした変化がございます。

先の一周年記念に合わせて多くの方がフレームを完成させてくれました。
4月に入りフレーム完成ラッシュは落ち着き、2月3月から製作を始められた方が製作を進められておりました。


ところがここにきて新しい動きが。。
4月から2本目のフレームを作り始められる方が数名おられます。

1台目ランドナーを作られたNoriさん、2本目はラグドのディスクロードを。

Ai'MTBを奥様に作られたKさん、今度はご自身のフレーム。
お乗りの29"から乗り換えで 27.5"/29" 兼用フレームを。

ST600mmのロードを作られたZumiさん、シングルクロスを。

ミニファットを作られたAceさん、2台目はなんとモペット!を。


と、それぞれ次の理想を形にしようとされています。

やはり1台完成させてその人が思う事は、
「自分で作ったフレームは既製品とは比べられない価値がある」 
という事なのではないでしょうか。

ぜひ今後もフレームを作り続けてほしいです。



そんなわけで、ここで新料金形態のお知らせです。

2台目以降も従来通りの1日利用でのご利用はもちろん出来ます。

が、、 ずっとフレームを作りたい! という思いに応えるべく、
この度 BYOBでは製作2本目以降の方対象に、新しいご利用料金を設定する事にいたしました。

その内容は

¥31,500-/1ヶ月    ご利用日数無制限

*BYOBで通常通りフレームを1本作られた方対象。
*ご希望の日にちから翌月の前日まで。閉店日振替無し。
*ロウ材、フラックスなどの消耗品はご自身用をお買い上げ頂きます。


といったもの。


もし1台目で手応えをつかんで毎週1日時間を作る事が出来れば、フレーム一本を一ヶ月で製作することができるはずです。
その場合のお値段は

部材費 約¥40,000-   場所利用費 ¥31,500-   合計 約7万円 

となります。

もちろん製作プロセスを把握されていることが前提ですが、
1本目の製作料金の平均から見れば実に半額近く。

それは 一ヶ月で作れば の話ではありますが、それを見越して1本目の製作に臨んでみてはいかがでしょう?


Keep BYOBing !!

皆様からのお問い合わせお待ちしております!!



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2013年4月15日月曜日

4月のステム製作教室のご案内

前回のステム製作教室にご参加頂いたお客様が、製作されたステムを付けた写真を送ってくださいました。

満開の菜の花畑の前にたたずむクラシックロード。 好物!な方も多いのでは??
実はこの車両、古いGIANTのクロモリロードをレストアしたものだそう。

メッキラグのフレームはとても綺麗にツートーンに塗り分けられて、ステイはメッキ残し、と定石は外しません。
ダウンチューブにはご自身のブランドロゴが入り、そのキュートなデザインが一際目を引きます。

フォークももちろんリペイント。
実はこのフォーク、MIZUNOのカーボン製で製品のロゴも完全に再現されています!

製作者のA様は今回アヘッドステムを製作するにあたって、
スタックハイト(コラムが通る部分の長さ)の数字も指定されており、アップライトなポジション設定をスペーサーを使わずステムのみで実現しています。

でも、ゆったり目なポジションのホリゾンタルロードにありがちなニュッと伸びたステムのアンバランスな印象は全くありません。
スペーサー無し、加えてステムが同色なだけでこうも一体感が違うものなんですね〜。
これは完全に手製ステムのアドバンテージ、既製品では出来ない芸当ですね。

アルミ(?かステンレス)ボトルやサドルバッグなど、クラシックな小物達も完全に車両にとけ込み、その方向性をより明確なものにしています。

完成車にはあり得ないこの完成度。
たとえフレームは既成の物でも、コレを自作自転車と呼ばずして何が自作か と車両が叫んでいますね。

製作者のA様、お見事!の一言です。
ご参加頂き誠にありがとうございました!



告知が遅れましたが、、、

4月のステム製作教室は

4月28日 日曜日 9:00〜18:00

¥29,800− (単色塗装費込み)

の日程で開催いたします!!

お好みの クランプサイズ、コラムサイズ、突き出し、角度  で製作可能。
フレーム作りの要素がギュッと詰まった内容で、フレーム製作のイメージもし易くなりますよ!

お問い合わせ、お申し込みお待ちしております。

詳しいステムの製作過程は過去の投稿 こちら をどうぞ。



皆様是非お誘い合わせの上ご参加ください。


BYOB Factory Tokyo / ステム製作教室 へのお問い合わせは

161-0032  東京都新宿区中落合3-29-5 1F

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お待ちしております。

2013年4月12日金曜日

Daytona 5月号でBYOBが紹介されています

所ジョージさんのイメージキャラクターで有名な"Daytona"誌でBYOB Factoryが紹介されています!

「ウルトラDIYの世界へようこそ」と銘打たれたコーナーで、
様々なジャンルのDIYの猛者に混じって自転車フレームDIYの教室として御紹介頂きました。

BYOB以外にもカヌーや靴、はたまた飛行機、ミニタンクまでと ブッ飛びなDIYの世界が紹介されています。
たとえDIYに興味が無くとも、読み物としてとてもおもしろいと思いますよ〜

ぜひ書店、コンビニでお手に取ってみてください。
その際はP70~73を是非ご覧下さい^^

ネコパブの皆様、ご紹介ありがとうございました〜!!




  *** お知らせ ***

明日13日はBYOB Factory  臨時休業いたします。
ご迷惑をおかけしまして、誠に申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。

2013年4月2日火曜日

Cicli KATSUO 独立のお知らせ

IMG_2629 by cicli KATSUO
IMG_2629, a photo by cicli KATSUO on Flickr.

新宿中落合BYOB近くの中野通りの桜もピークを過ぎ、寒いのに散り逝く桜を愛でるという、何とも不思議なこの春でございます。
BYOB Factoryは、皆様のお陰でめでたく一周年を迎えることができました。


そしてBYOB Factory の近くにある猫地蔵の前に鎮座するこの車両、
製作元はBYOB Factory管理人でもある カツオ君こと窪山勝也氏のブランド
"Cicli KATSUO"  であります。

このブログをご覧になる方でしたらご存知のはず。
BYOBスタートから丸一年、その最初の一番苦しい時期をSunrise cycles高井(筆者)と共にしてきたカツオ君です。


春は移動の季節でありますが、この春カツオ君の環境にも大きな変化が。。

急な発表ではありますが、、
この春、Cicli KATSUOは西の自転車文化の中心都市、京都にて独立する事になりました。

場所は  銀閣寺道入り口すぐ近く、ナチュラルサイクル時代の彼の同僚が切り盛りする アオヤマサイクル 内。
フレームビルダーとショップが共存するという、全く新しい形の展開がそこからスタートするようです。

アオヤマサイクルで購入した鉄フレームのカスタムをCicli KATSUOが行う、という夢のシステムがそこに誕生するわけです。

もちろん独創的すぎるほどの窪山氏のフレームも同場所で展開され、関西で新しい自転車の在り方が生まれる事は間違いありません。



BYOB Factory は、気持ちさえあれば自身でフレームビルディングは出来る!! という事を日本でも広めるためにスタートしました。

また同時にBYOBには フレームビルディングを生業としたい! と望む人間がBYOBの管理人としてこの場に立ち、この場を足掛りにその目的を叶えるという意義があります。

そして今、実際にBYOBから 日本に数えるほどしかいない”若手”と呼ばれるフレームビルダーが誕生する事になりました。


今の日本において Cicli KATSUOのフレームが持つ独創性には群を抜くものがある と僕たちは確信しています。
窪山氏の意識が全力でそのフレームに現れています。

昔アメリカの有名ビルダーのHPのトップにあった言葉、
「ビルダーフレームを買う事はそのビルダーの個性を買う事だ」 という言葉を Cicli KATSUOのフレームを見る毎に思い出します。

確かにそれは一般受けするものではないかもしれません。
”普通”とはほど遠い形容詞が常につきまとうでしょう。

ですが彼はそれを望み、またそんなフレームを生み続ける事を望んでいるはずです。
もしあなたがそのフレームが好きならば、他に選択肢は無いです。


Keep on Movin' !!  (カツオ君へ)



Cicli KATSUO  正式オープンは6月半ばの予定との事。
また京都に新しい見処が一つ生まれますね。

Cicli KATSUOをよろしくお願いいたします。 BYOB一同



Cicli KATSUO

 HP  http://ciclikatsuo.com/

 FaceBook  http://www.facebook.com/pages/Cicli-Katsuo/407912835910672

 Flickr  http://www.flickr.com/photos/84255710@N02/


アオヤマサイクル  

 HP  http://aocy.net/

 FaceBook  http://www.facebook.com/aocy.net?fref=ts